プログラム

プログラムの概要

我が国は天然資源の大半を輸入に頼っています。一方、資源の獲得競争は激化し、資源開発に携わる人材には専門性のみならず、実践力や国際性など多様な知識、能力が求められています。最近では、資源価格の変動に加え、鉱石品位の低下や生産環境の悪化、複雑な国際政治や資源ナショナリズムの台頭といった諸問題が浮き彫りになり、これらの課題に俯瞰力をもって挑める人材、すなわち「資源ニューフロンティアリーダー」の育成が必要になっています。秋田大学大学院国際資源学研究科では「資源ニューフロンティア特別教育コース」を設置し、資源の専門性と実践教育を重視した大学院特別教育プログラムを構築しています。

プログラムの基本構成

21世紀の資源分野を拓く「資源ニューフロンティアリーダー」の養成を成し遂げるため、大学院国際資源学研究科内に「資源ニューフロンティア特別教育コース(定員10名)」を開設しています。本コースでは、秋田大学の100年を超える鉱山・資源学の伝統を生かし、2つの専門コース「地球資源学コース」と「資源開発素材コース」を設置していますが、従来の資源学に留まらずリサイクル(都市鉱山開発)や資源経済、資源循環、さらに環境保全や資源リテラシーのほか、異文化理解、国際関係などを含めた知識、能力を修得できます。

資源ニューフロンティア特別教育コースについて

大学院国際資源学研究科の博士課程に、5年一貫教育システムとして開設したコースで、「地球資源学コース」と「資源開発素材コース」の2コースによって構成されます。

地球資源学コース

「地球資源学コース」では、レアメタル等の金属資源、非金属資源、エネルギー資源などの地球起源と成因の解明をはじめ地球化学と資源地質学を融合した教育研究を行う。これにより、天然資源の起源物質や成因機構、レアメタル・レアアースをはじめ金属資源の鉱床形成メカニズム、石油・メタンハイドレート等のエネルギー資源地質・堆積学、GPS・リモートセンシングを利用した各種地下資源の最新探査技術など、資源と地球化学の要素を通した資源観を研きます。

資源開発素材コース

「資源開発素材コース」では、地球が包蔵するレアメタル等の資源生産、開発に不可欠な資源開発論、岩石力学、採鉱学、選鉱・資源処理工学、レアメタルを含む製錬・素材精製、新リサイクル技術とシステム設計、環境技術、プロジェクトマネジメントなどを基礎に、資源開発の経済性評価、マーケット分析を含めた資源生産技術、資源循環に関する包括的な知識・能力を修得します。